仕切りを作ろうと思ったきっかけは、以下の通り。
①夏・冬の運転席の空調効果(暖房・冷房)を高めたい。
②夜間、後部でくつろぐときのプライバシーを守りたい。
ネットでも、仕切りの商品は販売しているようですが、身近な環境で購入して作れないかトライしました。
ただ、管理人は不器用なので車に穴を開ける加工が出来ません。DIYなど恐れ多くてできません。
・・あくまで、簡単に実践できる方法でトライしました。
全体の流れ
1、部品の購入
2、取り付け
3、取り付け後の様子
取り付けの方針
・材料は、市販されているものでそろえる。
・車を傷つけない。
・取り付け箇所は、前部座席(運転席・助手席)と、後部スペースとの間。前部座席のシートに近づけて取り付ける。
理由・・後ろの空間を少しでも有効に使うため。←これ、今回のポイントですね。
構想
アシストグリップに市販のグッズを取り付けて、仕切りを設置する。
1、車内設置場所を確認
車内のアシストグリップの配置を確認する。
管理人の車(ハイエース 3型 バン)は、画像の位置にアシストグリップがあります。
運転席側にも同じ位置にあります。
単純に、このアシストグリップを利用して仕切りを設置すると、この位置に仕切りが下がることになります。
すると、スライドドアからの乗り降りに邪魔になる可能性が出てきます。
・・というわけで、前部座席のシートになるべく近づけて設置したいと考えました。
2、材料の購入と準備
以下の商品を購入する事で、前部座席のシートの後ろに仕切りを取りつけます。
購入商品名
①インテリアバー
②インテリアバー専用前後取り付けパーツ
③キルト(布)
④洗濯ばさみ
『インテリアバー』
キルト(布)を設置する際に必要な棒です。
画像は2本の映像です。
1本準備すれば問題ありませんが、2本あれば、他の用途で便利です。
次に紹介する『インテリアバー専用前後取り付けパーツ』には、インテリアバーが2本設置できます。
『インテリアバー専用前後取り付けパーツ』
車のアシストグリップに取り付けるパーツ。
このパーツにより、先に紹介したインテリアバーの設置位置をズラすことができるようになります。
本来、この商品の使用方法は、アシストグリップが左右1対しかない車に対して、インテリアバーを2本設置できるようにするためのものです。
インテリアバーを2本設置する事により、釣竿など長いものを天井に保管させることができるようにもなります。
『キルト』
前部と後部のしきり用に設置する布です。
薄いもの、厚いもの、安価なもの、透明なもの様々な材質があります。
好みや用途で選びましょう。
お勧めは厚手のもの。理由は車内の保温効果と透け見え防止を兼ねているため。
管理人の場合、キルト 1枚(1,521円) インテリアバーを車内に設置したときの長さにあわせてカットしてもらったものを購入しました。
ハイエース(バン)の場合は、インテリアバーを車内に設置したときの横幅の長さが1.1mだったので、その長さでカットしてもらいました。
高さについては1m以上あり、十分なのでそのままカットせずに使用。
洗濯ばさみ
キルトをインテリアバーに設置するためのもの。
洗濯ばさみが一番手っ取り早く簡単なので、おすすめ。
洗濯ばさみといえど、デザインの良いものを購入しましょう。
その他、マジックテープなどで取り付けなど、いろいろ方法はあると思います。
3、車内取り付け
『インテリアバー専用前後取り付けパーツ』をアシストグリップに取り付けます。
このパーツによって、インテリアバーの取り付け位置を、前部座席のシートに近づけることができます!
中央のグリップ部分は、ズラすことが可能なので、後でインテリアバーが良い感じの位置に来る様にずらします。
(ここでは、仮の位置で良いです)
管理人は、ハイエースでは、なるべく前部座席のシート裏近くにインテリアバーを設置するため、画像のようにセンターをズラした位置にしました。
いよいよ、車内のアシストグリップに『インテリアバー専用前後取り付けパーツ』を取り付けます。
取り付けは簡単。
①マジックテープが付属してされていますので、アシストグリップに、パーツをくくりつけます。(1番目の画像)
②このとき、なるべく前部座席側にパーツ(棒の部分だけ)を前方の運転席側にズラすように位置を調整しましょう。(2番目の画像)
③同じ要領で、右側(左側)のアシストグリップに取り付けましょう。(3番目の画像)
最後は緩まないようにチェック。
『インテリアバー』を『インテリアバー専用前後取り付け用パーツ』に引っ掛けるように取り付けます。
取り付ける際に、インテリアバーの長さを調整して左右のアシストグリップ(前後取り付け用パーツ)の距離にあわせて設置しましょう。
画像は、2本のインテリアバーを設置した様子。
キルト(布)の端をインテリアバーにまきつけましょう。
まきつけたら洗濯ばさみで固定しましょう。
洗濯ばさみ以外のものでもかまいません。
また、あえて固定せず、カーテンのような使い方をするのも良いと思います。
4、取り付け後の様子
設置したときの様子です。
キルトの設置位置をみてください。いい位置についているでしょう(笑)
ちなみに夜間、後部座席にランタンを点けて、前から確認しました。
(3枚目の画像です)
キルトの両サイドに隙間があるので、ちょっと光の漏れ具合を心配していましたが、画像のとおり、全く気がつかない程度でした。
メリット
・脱着が簡単。すぐに取り付け取り外しができます。
・模様替えが簡単にできます。必要に応じて透明のビニールシートをつけたり。
・最小限の空間に仕切ることで、暖房効果、冷房効果が無駄なく得られる。
・プライバシーが守れます。
・多少、防犯の効果もあると思います。
デメリット
4,000円超えのそこそこの費用がかかる。
他の活用