七曲り
2021年4月 長野県
嫁の親の実家に行く機会がありました。
ついでに戸隠神社を観光に行きました。
最初の試練『七曲り』
ハイエースのパワーがたりない。
なんとも、キツイ坂だ(笑)
アクセルをベタ踏みしないと、すぐスピードが30km/hくらいに落ちちゃいますね。
あ、後述しますが今回はある理由で車中泊ができず、ホテルに泊まることになってしまいました^^;
機会があれば、今後も利用したいくらい素晴らしくお勧めできるホテルでした。
宝光社無料駐車場
築山(そば屋)
蕎麦がおいしい食事処。筆者のおすすめ。宿泊もできるので、じっくり戸隠を観光したい方はご利用を。
最初の目的地の『築山』
まずは腹ごしらえ。
・とろろ蕎麦 ¥900-
※嫁
総合評価 ★★★★★
戸隠蕎麦の冷やしの方を注文。おつゆの味がしっかりしている。戸隠そばの歯ごたえがしっかりと感じられ、とろろとの相性もよい。この後、嫁がとろろの味にはまる。身も心も、とろとろろですね。(笑)
・鳥そば¥1,320-
※自分
総合評価 ★★★★★
蕎麦は、戸隠蕎麦。お汁の味はこってり、コクがあり、ボリューム感があります。
余談ですが、何年か前に初めてこのそばを食べたときは、東京の方に出店すれば儲かるのになぁって思いました。
宝光社(ほうこうしゃ)
ひぃひぃ言いながら、階段を登る。
日頃の運動不足が祟りますなぁ。
ここで、嫁が生まれて初めて御朱印帳というものを購入。
いつから、そんなに信心深くなったんだ?
まぁ、これで『階段、登りたくなぁい』とか『一人で行ってきてぇ』とか言わなくなればよいのだが(笑)
ご祭神、天鈿女命(あめのうずめのみこと)。天野岩屋に隠れた天照大神を誘い出すため、岩戸の前で踊った神様。
お次です。
駐車場に戻り再出発。
車で3分くらいのところに『火之御子社』があります。
めっちゃ近いんですが、駐車場の看板がめっちゃ小さいので行き過ぎてしまう。
画像の光景をよ~く覚えていきましょう。
運転しながらだと看板は見えにくいですよ。
あと、駐車場は2台くらいしか停まれません。
火之御子社(ひのみこしゃ)
幾つか回る社のうち、ここだけ無人です。
厳かな雰囲気はあり、ちょっと好きだなぁ。
しかし・・足場、せまっ
お賽銭をいれるのも隙間からって、どうなのか・・・
単に盗難防止?
それとも神様にコロナがうつるから?(笑)
中社駐車場
中社に向かい、でかい鳥居の前の有料駐車場に、車を止めました。(600円)
後で無料駐車場が、すぐ近くにあることがわかりました。
でも、ここの駐車場で鳥居に締め縄を取り付けているところが見られたので、よしとします(無理やり納得)
きっと、ご利益も多く受けられる・・はず。
戸隠の三本杉
中社(ちゅうしゃ)
ご祭神、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。天照大神が天岩戸におかくれになったとき、岩戸神楽を創案し、岩戸を開くきっかけを作った神。学業成就、商売繁盛、開運、厄除、家内安全に御神徳がある。
駐車場から中社まで、すぐです。
ちょっと運動不足でも大丈夫。
保証します。
社の右側に竜神様もおられるようです。
10秒で立ち寄れるので、お祈りします。
さて、お次は、いよいよ難関の九頭龍社と奥社ですね。
気合いが入ります。
奥社入口駐車場
社までの道のり
九頭龍社(くずりゅうしゃ)
ご祭神、九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)。古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として尊信されている。
授与所に着いた嫁の一声。
『ひぃ、はぁ、はぁ、ごしゅいん・・ごしゅいんくださぃ・・ひぃ・・』
ぼろぼろ感がいっぱいです。
少し息を整えてから話しなはれ。(笑)
画像は、九頭龍社。
なんだか、木で囲われていてちょっと要塞っぽい。
雪対策のようですな。
天照大神が天の岩戸にお隠れになったとき、無双の神力をもって、天の岩戸を開き、天照大神をお導きになった天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎した事に始まる。開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝の御神徳がある。
本日の最終目的地です。
九頭龍社に隣接と言ってもいいほど、近くにあります。(20~30mくらい?)
苦労してきたので、喜びもひとしおですね。
帰りは、下りなので少し楽かな。
RVパーク(鬼無里の湯)
じつは最初、車中泊で『RVパーク鬼無里の湯』に行きました(18:00頃)
受付での会話
自分『RVパークを利用できますか』
店員『はい、大丈夫です・・(沈黙)』
嫁 『今からなんですけど』
店員『今日は無理なんですけど・・?』
嫁 『そうなんですね。前日の予約ならよかったんですか?』
店員『・・・ええと、前日は・・・』
嫁 『じゃあ、一週間くらい前ならいいんですか?』
店員『ああ、一週間前なら・・はい』
嫁 『じゃ、わかりました』
最後に見せた嫁の笑顔が怖い(笑)
しかし、駐車場には一台も車が停まっていないように見えるが?
当てにしていただけあって残念でした。
(画像は、ネットから拝借)
dormy inn(どーみぃ いん)
ビジネスにも観光にも好立地。最上階に天然温泉大浴場を完備。
お風呂に入りたいので、スマホで見つけた『dormy inn』のホテルに泊まることに。
ホテルに一番近い駐車場に止めました。
ネットの評判がよかったので、選んだこのホテル。
予想を大幅に上回って、最高レベルで良かったです。
良かった点
・夜泣きそばや、ドリンクなど無料提供。
・アメニティが充実。
・大浴場あり。
・室内お風呂はシャワーブース。
・朝食バイキングが、おいしい。
・近隣に店が充実
悪かった点
・駐車場の情報がわかりにくい。
(ホテルに一番近い駐車場に停めて、正解でしたが)
焚屋(やきや)
お面白そうな料理を頼んでみました。
・お通し×4
・極上どさんこ馬刺し
・こだわり酒場レモンサワー
・まる梅緑茶
・骨付き山賊グリル ハーフ
・のんある梅酒長炭酸ソーダ
・長いもから揚げ
¥5,230-
※嫁、自分
総合評価 ★★★
掘りごたつ風の居酒屋。
メニューに珍しいものが多い。
お勧めは、骨付き山賊グリル。
プラスポイントは、居心地が良い事、珍しいメニューがある。マイナスポイントは、値段が高め。
dormy inn(朝食バイキング)
翌日です。
朝食バイキング
コロナ渦の中で感染対策も適度に工夫されています。
料理もめちゃくちゃ良かったです。
★★★★★ 5つです。細かい評価は割愛。
さて、本日はまた戸隠方面の観光をしたく、戻ります。
しつこ~い(笑)
道筋
鏡池
迷わず着きます。
ドングリハウスの前に駐車場があります。
この池、なんと龍が住んでいます。
風が強い!
絵葉書のような風景!
池の周りを散策し、龍と出会いたかったのですが、その前にクマと出会いそうなので諦めました(笑)
鏡池どんぐりハウス
どんぐりハウス内で、お酒を購入。
戸隠のお酒は『雪中酒』とのことです。
雪中酒の特徴は、新酒ならではのフルーティさを残しながら、角が取れたまろやかな風味とのことです。
まあ、飲みやすいとの評価の様です。
嫁の感想もそうだった。
特に画像の『天山戸隠』は、とても香が感じられてよかったですよ。
なんと、7大会連続優勝で芙蓉酒造の看板商品とのこと。すごいですね。
ちなみに、これは案件ではありませんよ(笑)
松巌寺
帰路の旅開始。
嫁の親の実家が鬼無里です。
近くなのでまた寄り道をする。
で、向かった先は、松巌寺。
子どものころ、遊んでいた懐かしのところだそうです。
本堂にはいり、鬼無里の伝説を学ぶことができます。
鬼無里の名の由来とか興味深く、面白いです。
いろは堂
小麦粉とそば粉の皮に具を包み、昔は家庭の囲炉裏ばたで焼いた「おやき」。今は蒸すおやきも増えましたが、いろは堂のおやきは窯焼きで作ります!こんがり、ふっくら、焼き立ての味をお楽しみください!
次に向かった先は、おやきを食べさせてくれる有名な『いろは堂』
欲求は行動の原動力です(笑)
・おやき(野菜ミックス) ¥220-
※嫁
総合評価 ★★★★★
嫁曰く、懐かしい味とのこと。
なんだ、なつかしい味って?子供のころ食べた味ってことか(笑)
・おやき(うど)¥280-
※自分
総合評価 ★★★★★
味はけんちん汁のよう。
食感はザーサイに近い。
おやきを食べることがない自分でも、抵抗なくおいしく食べられました。
鬼無里ふるさと資料館
「ものがたりになった鬼 ~鬼女紅葉伝説~」が始まりました。絵巻物で伝説をわかりやすく展示。紅葉伝説が題材となった、ものがたりをいくつか紹介しています。修復を終えた鬼無里神社の祭屋台も存在感を示しています。
いろは堂から百メートルくらい離れたところに鬼無里ふるさと資料館を見かけたので、入ってみる。
嫁が子供のころには無い施設です。
鬼女紅葉を討った刀が、展示されています。
鬼女紅葉伝説を知っていると、興味深さが沸きます。
そのほか、昔の鬼無里の住民の暮らしの道具とか展示されています。
あ、画像に写っている人物は、筆者ですから(笑)
館内はめちゃ広い。
神輿がいっぱい展示されていました。
大洞池
帰り道
小川村にある『大洞池』を通りました。
[嫁の小話]
この池で嫁のじっちゃんが狐に化かされたときの話。
むかーしむかし。
屋根の飾り職人だったじっちゃんが、出来上がった屋根飾りを届けに隣村まで持っていき、その帰り道のこと。
歩いても歩いても大洞池に着いてしまうという不思議な体験をしたそうな。
「これはきっと狐に化かされているにちがいない」
そう思ったじっちゃんは、石の上にデンと腰かけて煙草を吸い始めたそうだ。
なにゆえの行動か。
狐や狸は、たばこの煙、ヤニを嫌う。なので、たばこを吸うと逃げていく・・
そんな寓話を思い出したからだ。
しばらく、煙草を吸い、再度家を目指したら、無事戻ってこれたという。
嫁の話を思い出しながらこの道の先を車で走っていると・・ン?ンンン?
池がある・・しかもいくつもあるぞ。
ひょっとして・・
嫁のじっちゃんは、池が一つしかないものと思い、ここを行ったり戻ったりしたのでは?って思ってしまう(笑)
※画像は別の場所にある池
この後、われら夫婦は狐に化かされることなく、無事に帰宅できました。
今回はこんなところで・・
ああ、諏訪湖で食べたとろろ山菜そばがおいしかったなぁ。
コメントをいただけると励みになります。